SNSをやめるだけで貯金が増える?
■SNS
SNSとは、インターネットを介して人間関係を構築できるスマホ・パソコン用のWebサービスの総称。
基本的には知り合い、友達とのつながりを持ちブログのように個人の発信ありきのものではなく、会話に近いコミュニケーションが特徴。
各国の企業や政府機関など多々な分野においてSNSの利用が進んでいる。
首相官邸においてもFacebook、LINEなどのSNSを利用した情報発信を行っている。
■そんなSNSをやめると貯金が増えるらしい
問題は使用している時間の長さにあります。
1日の中には、お金につながらない、ムダになりがちな時間があります。
電話、テレビ、ネット、ソーシャルメディア、通勤時間などがそうです。
これらの時間をいかに圧縮できるかが、時間を有意義に使い、
お金に変えていくポイントになります。
SNSで友達からやりとりが来たらすぐに「返信しなきゃ」と思います。
返信すると、また相手から返信があり、それが延々と繰り返されます。
スタンプ機能を使ってかわいいキャラクターを購入すれば、200円の課金など。
また、芸能人がインスタで着ている洋服がどうしても欲しくなってしまう、
友達に自慢したいために無理をして着飾って素敵なレストランやホテルに行くなど。
ソーシャルメディアは、時間とお金を浪費するようにできているのです。
存在を否定するわけではありませんが、上手に使わない限り、
大切な時間とお金をついつい浪費してしまいます。
■なぜSNSをやめるとお金が貯まるのか?
高級ランチやディナーの写真や、
旅行先でハイグレードなホテルに泊まっている自分の姿をSNSで発信したいがために、
貯金がないのに浪費をしてしまう女性も増えています。
インスタで一番問題なのは、人が買っているもの、
使っているものが欲しくなってしまうことです。
他人の消費行動に強い影響を受けるのです。
人間は他人を真似する生き物。
子供は大人の真似をしながら成長しますし、
他人の行動を真似るのは、人間としてごく自然なことです。
喫茶店やレストランに入ったとき、
注文に迷うと隣の人がおいしそうに食べているものを欲しくなること
ってよくあります。
本屋や雑貨屋さんでは、たまたまそばにいた人が手にとったり、
買った品物が気になるものです。
SNSでもこれと同じことが起きています。
インスタグラムやFacebookでは人の消費行動がつまびらかにされています。
「きのう恵比寿のAという店で、こんなおしゃれなサンドイッチ食べました」
と誰かがおいしそうな写真を投稿したら、自分も食べたいとか、
行きたいと思いませんか?
インスタグラムは特に女性のユーザーが多いです。
彼女たちに人気なのは、洋服(こんなかわいい服買ったよ。きょうのコーデはこれ)
と食品(これ安くておいしい)関連であり、
実際、インスタで、ある投稿を見たあと、同じもの購入したり、
そのままスマホで探すことは決してめずらしいことではありません。
ファッションの画像を見ると、多くの人が、真似したいと思い、
実際真似するのです。つまり買います。
■対策
・予算をしっかり立てておく。
・物を買う前に、「これは必要なの?それとも欲しいだけ?」と見極める。
・お金を貯める長期的なゴールを考えてみる。
・買い物する前に、ほかのことにお金を使ったほうが
自分の人生がよくなるのではないかと立ち止まって考えてみる。
こうしたお金を貯めるマインドセットを持った上で、
SNSを楽しんでください。