導入する企業も増加…「お昼寝」がもたらす効果が絶大だった

近年「お昼寝」を導入する企業が増えています

昨今、『お昼寝タイム』を導入している企業が増えているようです。

お給料をもらいながら、寝ることが許されるなんて幸せですね。
この『お昼寝タイム』、どんな効果があり、

企業はどんな狙いで導入しているのでしょうか?

この記事では、お昼寝の効果、効果的なお昼寝の時間、

お昼寝の方法などをご紹介します。

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・「お昼寝」の効果

人間の眠気のピークは午前2時4時と午後2時4だそうです。

午後2時〜4時はほとんどの人が仕事の真っ最中。
 
空腹を満たした後でもあり、睡魔に襲われる条件は揃っています。

デスクでコクリコクリと夢の中へ迷い込んでしまうのも、

仕方のないことかもしれません。
 
その時間に昼寝をすることで、頭がスッキリして集中力が増し、

午後の仕事の効率が上がるということが科学的にも立証されているそうです。

 

・効果的な「お昼寝」時間は?

人間の眠りには浅い眠りの『ノンレム睡眠』と深い眠りの『レム睡眠』があり、

寝ている間はこの2つを繰り返しています。

心身の疲れを取るためにはレム睡眠が不可欠ですが、お昼寝にこれはやっかい。
 
深く眠ってしまうと、起きたあとけだるさが残り、寝ぼけてしまうのです。

お昼寝にはノンレム睡眠が最適であるとされています。

ノンレム睡眠の持続は入眠してから10〜20分程度。

このことから、お昼寝は眠りに入るまでの時間も考慮して、1

5〜20分がベストと言えるでしょう。

 

・効果的なお昼寝方法

疲れを取るためには、短い睡眠時間であるからこそ、眠りの質が大切です。で

きるだけ、心地よく眠れる環境でお昼寝をしましょう。

耳栓をして周囲の音を遮断し、アイマスクで視界を暗くするなど、

深夜と同じ環境を作ります。

また、靴を脱いだり、体を締め付ける腕時計やベルトを外し、

リラックスして入眠します。

このように、ストレスフリーの状態でお昼寝することが

効果を発揮する大切なポイントです。
 
仕事場で寝るなんて言語道断! 

などという社風は古いのかもしれませんね。

昼食後の「眠い」は気のゆるみというわけではありません。

生理現象なのです。
 
社員がお昼寝をすることによって集中力がアップし、

能率が上がる……企業としても喜ばしいことのはずです。
 
とはいえ、周囲が仕事に勤しんでいる中、

自分だけがお昼寝をするのは気が引けてしまいますよね。

だからこそ、企業側で積極的に「お昼寝タイム」を導入してほしいものです。